手相の起源は紀元五百年ころとされています。インドから中国を
経由して日本へ来たのが「東洋手相術」であり、インドからギリシ
ャ、ローマを経て欧米に伝えられたのが「西洋手相術」です。
日本の現在の手相術は西洋手相術が一般に普及していますが、
中国伝来の東洋手相術も研究されています。
手相といえば普通一般には、掌(てのひら)の中にある線を読むこ
とと思われていますが、「手相は人生も縮図」と言われているよう
に、掌線の解釈だけでは真の効果は期待できません。すべての総
合的な判断を必要とします。
掌の裏・表、手の形、指の形、爪、掌線、紋、丘(掌の表面の凹凸)
などの総合判断です。
人相は観相学と言って、今から五千年前の古代インドが起源とさ
れています。西洋人相学は、性格、気質、才能などを知るもので
すが、東洋における人相学は性格の解剖よりも、寿命、貧富、吉
凶などを研究・解明し、その内容は驚くほど発達しています。
「面相七分、手相三分」と言われており、人相、手相の両方から
適切な判断を下すものです。自分の欠点を知り改善をはかれば
人相も手相も良い方向へ変ります。
姓名判断というと、では「同姓同名の人は全く同じ運勢なのか」
と良く質問される人がいますが、本などの知識や方法からですと
これは同じ結果しか出ません。運命鑑定士は「易学」から鑑定希
望の人の「先天運」をあらかじめ調べておきます。先天運は各自
違いますので、これと姓名学とを合わせて総合判断をくだすので
す。高島易断は一つだけの方法で鑑定をしていませんので、信
頼度が高いのです。